昔、日本の大学生が夏休みにインド一人旅で片田舎の教会で祈ってる隙に荷物盗まれ、一度母親に電話して助けを求めたが使えない母親で救助が来ず、行方不明になった。
敗因はパスポートも財布もガイドブックも全て、ひとつのリュックに入れてたこと。
一回の電話代しか手元になかったこと。コレクトコールの知識がなかったこと。日本人のいない片田舎すぎたこと…。
で、父親は死別しており、母親がバカだったこと。
どうしたらいいかわからず、旅行会社や外務省に相談する知恵さえなかった。
知人に相談→半年後に外務省に相談
(確か)三年後テレビ局に相談→探し出した。橋の下で物乞いしてたの保護された。
…発狂してた。
絶対に息子だったのに、その母親「自分の息子だと確信持てません」と置き去りにした。
忘れられない。脳裏にあの青年の映像が焼き付いている。DNA検査すべきだったんだ、とか今でもふと考えてしまう。
テレビ東京だった気が酢。二時間のスペシャル番組だった。
もしかしたら、母親は目の前の発狂した青年が、息子だってわかってたかもしれない。
ただ、ショックすぎて受け入れることができなかったのかもしれない。
けど。自分は、あの人は生きてるのかな?とか思っちゃう。今でもよぎって考えちゃうのがたまらないぉ~
ほんのりと怖い話81