友人と久々にあって聞いた話だったので
御盆前に、夏休みだし子供たちの遊びもかねて、県外とある山のに美味しい湧水があるとのことで、水汲みにいったらしいのだが。
その帰りがけ、公園があったので、そこで休憩もかねて、遊んでたらしい。
子供を遊ばせていたら、気がついたら子供たちが見当たらない。
呼ぶとすぐ返事が公園の奥から聞こえてきたので、奥さんと行ってみたら、煤だらけになった子供たちが飛び出してきた。
びっくりして、聞くと。
「まっくろくろすけがでた♪」と口々にはなしてといってはしゃいでた。
奥さんに子供たちの煤をはらってるもらってる途中に、自分はその奥にいってみたら。
そしたら、木々に隠れて見えにくい所に古い黒焦げた半分壊れかけたぼろ小屋があった。
不思議におもいながら中に、入ろうとしたら、奥さんが呼ぶ声が聞こえたから、戻ってみると。
血相変えて「とにかく早く帰ろう」とのころ。
子供たちが煤だらけだから仕方ないと思ったらしいけど。
奥さんの様子が変だったらしく聞いてみると。
子供たちの煤を払ってたら。背中にべたべたと大人の手形の煤がいっぱいついてたとのこと。
あわてて、煤を払ってある程度はらったらとれたとのことだったが、子供の背中見るとうっすらと手形がついてるのみて、すぐにあわてて車にのって帰ったらしい。
車内では、子供2人がトトロうたってテンションがあがってたらしいけど、車運転してた友人は気が気じゃなかったらしい。
手形もやばかったけど、よくよく運転中考えらら、その小屋は、本当に小さくて入り口から見ても奥まで見えたし、もちろん中に誰もいなかったし。
ある程度黒焦げでこわれたけど、如何して子供たちがあんな短時間で煤だらけになったかわからなかったそうだ。
その帰り、途中にあったスーパー銭湯へ行き、子供たちの靴から服から何もかも新調して着替えさせて着てたものは途中で捨てたという。
幸いあれから、子供たちになにか起こったとはないら、ホッとしてるって。
友人と酒の席ではなしてたよ。
山にまつわる怖い話50