見慣れないノート

別に怖くはないかもしれないが、大学時代東京で一人暮らししてたときの話。

確か大学3年のとき、いつものように大学から帰ってくると、見慣れないノートが開いた状態で床に落ちていた。

拾ってその開いてるページを見ると意味不明の文章が数行書いてあった。
かまいたち2のバグエンディングみたいな文章と思ってくれたらいい。
まず誰かが部屋に入ってきたこと自体気味が悪かったし、その内容も支離滅裂で気持ち悪かったが、なぜか捨てるのもためらわれてそのまま机の上に置いておいた。

だが、次の日家に帰るとまた床に同じページが開いて置いてあった。
さすがに気味が悪かったのでそばのゴミ捨て場に捨てて帰った。

そしてまた次の日、家に帰るとなぜか鍵が開いていて、床を見ると同じ場所にノートが同じ状態で置いてあった。
あまりに気持ち悪かったので、その日は友達の家に泊めてもらい、すぐにその家から引っ越した(家というかアパートの部屋です)。
引っ越したら何も起こらなくなったとさ、おしまい。

オチも何もないんだがすまん。

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?127

シェアする