神様のお告げ

母が2歳くらいの時の話。

40度近くの熱が3日間続き下がらなかった。
医者にも診てもらったが原因は判らない。

命が危ないと言われた4日目の夜にずっと看病してた祖母がある夢を見た。
母は奄美大島の山奥に住んでいたのだが、その近くで長い長い階段を登った所に古い神社がある。
祖母の夢は、神社の神様がでてきて、境内の下に育った草を潰して水に混ぜて飲ませなさい。
という夢を見たのだ。

結局祖母は神様の言うことは聞かず、母の病気も治ったのだが、あの夢が気になった祖母は、後日、神社の神主に境内の草のことを聞いてみたところ神主はこう言った。
「こんなの絶対飲ませてはいけないよ、これは毒草だから。」

祖母の夢に出てきた神様は死神だったのだろうか、考えるとゾッとします。

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?50

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