高校生の時、部活帰り21時くらいに地元の道をチャリで走ってたら、前の方にぼんやり黄色いセーター着てる小学生くらいの子供が歩いてる後ろ姿が見えて、秋田のすげー田舎なんでこんな時間に子供が歩いてるなんてちょっと異様で、どうしたんかなぁドコの子かなぁて、ちょっと速度を緩めてゆっくり近づいてみたんだ。
なんかうつむいて両手ゴシゴシして泣いてるみたいに見えたもんだから、声をかけてあげようかなどうしようかなんて考えながら、ゆるーってブレーキかけて隣に寄り添おうとしたら、前から黒い布にすっぽり覆われるように、すぅって消えたんだわ。
人間驚きすぎると何も考えられないし声もでないね。
無感情になったままその後、死にものぐるいで家までひたすら自転車漕いだわ。
この話、親や兄弟に話しても信じてもらえなかった。
でも近くの小学校では尾ひれが付きまくって、声をかけると傘で目を突き刺してくる黄色い傘の女の子(なんとかさんって名前付いてたけど失念)、って怪談になってることを最近知った。
ほんのりと怖い話125