カナダのバンクーバーの郊外にある住宅地では、紅葉の季節になると玄関先にどんぐりが置かれているという。
この奇妙なプレゼントが配られ始めたのは、3年前から。
特に理由も無く突然始まったので、当時もニュースで話題になったが、最近の驚愕の発見で再びカナダ中に知られることとなった。
これまで多くの住人は、単純にリスのいたずらだろうと気にも留めていなかったのだが、最近ある住人が各家庭に置かれるどんぐりの数の規則性に気づくと、町は蜂の巣をつついたような騒ぎとなった。
その規則性とは、玄関先に置かれるどんぐりの数が、その家の住人の数の倍数になっているということだ。
しかも面白いことに体形がスマートな家族には人数分だけのどんぐり、少し太っている家族には家族の人数分の2倍の数のどんぐり、そしてものすごく太っている家族には、山盛りのどんぐり(当然家族の人数の倍数)が置かれているという。
リスが数を数えることが出来るということも驚きだが、人間の体型を観察しているというのが、驚愕の出来事だ。
この玄関先のどんぐりを取材した記者によると、最近住人の間で恐ろしい噂が広がっているという。
その噂というのが、それまで玄関先に家族の人数分置かれていたどんぐりが一人分減ることがあるという。
どんぐりが減った家では近いうちに家族の誰かが亡くなるという。
この噂が広まった住宅街では、リスの駆除業者への駆除依頼が格段に増えたとか・・・。
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