中学生の時、休み時間に廊下で友達と喋っていた。
自分の視線の先には校舎の柱があって、その柱に別のクラスの生徒がもたれかかっているのが見えた。
こちらに背を向けてもたれかかっているので、柱があって、そいつの背中が少しと左腕だけがこちらから見える状態。
そしたら、その柱に黄色い光が走って、バツを描いたように見えた。
え?と思っていたら、今度はタテに川の字を描くように3本の黄色い光が走った。
びっくりしていたら、その柱にもたれていた生徒が、柱から背中を離してぽりぽりと背中をかきだした。
思わずそいつのところに行き、指でバツを描いて、こんなふうに背中に感覚なかった?ときいたら、あった、と答えた。
その次はたてに3本じゃない?と聞いたら、そうだ、と答えた。
黄色い光を見たのはおれひとりだし、背中に感じたのはそいつひとりなので、ふたりにしかわからないことだったが、おれらはめちゃめちゃびっくりした。
原因は一切不明で、今でもたまに思いだす。
いまいち説明しづらいしたいした話でもないが、超不思議な体験でした。
不可解な体験、謎な話~enigma~ 110
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イデオン?