昨日初めて霊体験した。

夜に近くに住んでる仲の良い野良猫が何故かゴキをくわえて持ってきた。
まだ生きてるソレを取り上げようと近づくと、背後のカーテンの隙間から血まみれの女の顔が覗いていた。
四階だし人がしがみつけるタイプの窓じゃない。

超ビックリした俺は反射的に逃げようとしてタンスの角に足の小指を思いっきり打ち付けた。
怖さも忘れのたうち回る俺。
倒れる花瓶。
巻き込まれて暴れる猫。
脱出して辺りを激しくカサカサ回るゴキ。
「うはww何このカオスww」と微妙に笑顔な窓の顔。

とりあえずゴキの対処を最優先にした俺は痛みを堪えながらヤンマガで攻撃。
ゴキは飛んだ。
窓の方へ、女の顔の方へ。

人事みたいににやついていた女は「ホゥワァァ!」みたいな慌てた顔をして消えた。

それから4時間、猫はタンスの上にたてこもった。

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?314

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コメント

  1. 匿名 より:

    血塗れさん、おどかすタイミング悪かったね…幽霊ならゴキもすり抜けそうだけど、やっぱ嫌なんだな。