俺のひいばあさんは大正生まれなんだけど、まだすげー元気なんだよ。
近所の人から○○の神様 (○○は地名)って呼ばれてる。
まぁ、民間の拝み屋なんだけど、すごい話しが2つある。
それを携帯から投下しるよ
まだひいばあさんが若い頃、近所で猫や犬、カラスやらが大量に死ぬ事件が起きたんだと。
村の人逹は気味が悪いとひいばあさんに相談しに来た。
ひいばあさんは最初、霊的な事じゃなく、人的な物だと思ってんだと。
誰かが毒的な物を撒いたんじゃねーかと。
一週間過ぎた頃には野良犬も野良猫も見かけなくなったんだと。
ひいばあさんはその事をあんまり気にしないで、家から歩いて少し離れた所にある役場まで行った。
その途中に、塚を潰して用水路を作る工事現場に遭遇。
その工事現場からとても禍々しい雰囲気が漂ってる。
ひいばあさんは、なんだあれは?と思い、あまりにも圧迫感があって来た道を引き返して家に戻ったそうです。
それでその日は気分が悪くて立てなくなり、家で寝たそうです。
その時ひいばあさんは、ただ事じゃない。あそこの塚は何かを封じ込めてたんじゃないか。って思ったそうです。
次の日に、その工事現場からボロボロの小さな石棺と銅でできた四角い何かが出てきたそうです。
その時に工事現場で作業していた人夫が毒気にやられて、倒れたそうです。
それで村長の息子さんがひいばあさんに相談しに来て、ひいばあさんは現場に行くことになりました。
ちなみに毒気にやられた人は、その日のうちに死んでしまったそうです。
俺は、マジかよと疑ってたんだが、近所の人逹も知ってるらしく、なによりその石棺と銅でできた何かは家の蔵にあるらしい。
石棺の説明は後でするけど、銅でできた何かは、本当にに何かわからないそうです。
結論として、石棺は家の裏にある滝壺に三日三晩沈めたそうです。
ひいばあさんの力だけではどうにもできない物で、水は龍神サマの領分。
水の中で浄化したそうです。
でも、石棺の中の物の怨念が強すぎて滝壺が穢れて、龍神サマの力が消耗してしまったそうです。
そのため酒樽ごとお供えしたんだと。
ちなみに酒代は工事していた会社に請求したそうです。
石棺を引き上げた時は禍々しさが消えて、多分煙が上がったんだろう。 と、ひいばあさんは言ってた。
極楽にいくことを煙があがる。 地獄にいくことを染み込むと言います。
ひいばあさんだけが使う言葉なのかその筋の人みんなが使う言葉かはわかりません。
動物の骨と銅はなんだかよくわからんと言ってた。
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