森の中で止まった電車

たった今起こったことでかなり自分も混乱してるから、誤字脱字あったらすまん。

電車通学している自分は、地元から大学まで片道50分電車に揺られなきゃいけないんだ。
それでも音楽聞いてればあっという間だから、今日もいつも通り音楽聞きながらうつらうつらしてたんだよ。

そうしたら、急に「ガゴン」っていう変な音がして電車が緩やかに止まった。
窓の外を見たら線路の周りはセイタカアワダチソウや、ススキがたくさん生えてて少し遠くには杉の森。

電車が森の中で止まった状態で、「原因究明のため、車掌が外に出ます」っていうアナウンスをイヤホン外して確認しながらがらぼーっとしてたんだ。
自分が座ってた座席は一番前。丁度、運転席の傍で車掌の動きが色々見えてた。

車掌が電車から降りるのをそのままボンヤリ見送って、またイヤホンを耳に戻すと流れるのはノイズ。
それまでは普通に音楽が聞けてたから「あれ?」と思ったけど電池もすぐに無くなる古いiPodだから壊れたかな~、と思ってまた方耳からイヤホンを取ると、丁度車掌が運転席に戻ってきて、原因が置き石だったというアナウンスが流れた。

それと同時に自分は本当に(゜д゜)って顔をしたと思う。
車掌が3人居たんだけど、3人目の後になんかカオナシチックな何かが居るんだよ、全部真っ黒で顔も何もないんだけど。

身長は車掌と同じぐらいの微妙に猫背でちょこちょこ歩いてるソレが、運転席から出てきてそのまま後ろの車両へ移動していくのを「どこか怪我でもした?」と車掌の一人に声をかけられるまで見送っていた。
ハッとすると、ソイツはもういなくってて片方はめたままだったイヤホンからは普通に音楽が流れてる。

明らかに人間じゃないけど何も害なさそうだったをだが…あれは何だろう?電車に乗りたかったのかな…。

本当に森の中だったから、カラスが置き石でもしたかな~、と思ったけど車掌に聞いたらカラスにしては大きい石だったから人の悪戯らしい。

山にまつわる怖い話39

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