小6の冬休み、1月2日の夜に書初め書いていたら1時を回ってしまっま。
片付けして布団に入ったら、家の西側から日曜大工で釘を打っているような音が聞こえてきた。
最初気になら無かったけど、しばらくしてから打ち方が丁寧な事と時間が遅すぎるのがおかしいと思い始め、見に行くか迷ったけど怖くて布団被って寝た。
次の朝、家族に話したけど、誰も信じなかった。
で、夜になって今日も聞こえたら怖いんでと俺は早寝したら、その晩は北側から釘打つ音を姉とお袋が聞いて、震えて寝たらしい。
正月という事もあり、朝から酒を毎日飲んで酔っぱらってた親父が正体を突き止めると言い出し、1月4日の晩に酒飲みながらも俺が寝ている家の北側にある部屋で12時過ぎるの待っていたらしい。
するとこの晩は釘打つ音でなく、北側からお経を読む声が聞こえてきたらしく、怖くなった親父は家の外を確認する事もできず、酔いが醒めてひたすら仏壇の前で手を合わせ拝んでいたとのこと。
よほど怖かったらしく、次の日から親父が酒飲むのやめた。
結果としては三日間だけの異変だったが、今もなんだったのか判らん。
不可解な体験、謎な話~enigma~ 68