親父の体験です。
山中で、渉猟中猿の群れに遭遇。(猿は今は禁猟です)
群れの移動を見ていた親父、ふと木の根元にいる猿に目を留めた。
親父に向かって拝んでいるんですと。
おばあさんが拝む姿がダブったとか。
それをみた時、思い出したそうで。
『あぁ あのおじさん、こういう猿を撃ったから呪い殺されたんだろうか・・・』
昭和15年ころらしいですが・・・近所の人が撃った猿でそういう仕草をしていたのがいたんだそうです。
そのおじさん、それから数日して山中で変死体で見つかり大騒ぎ。
外傷は何も無く、拝む姿で事切れていたそうです。
うちの親父には、猟のタブーいくつか教わりましたが。
猿と鹿は撃つな!<一番最初に教わりました。
猿の有害駆除がでたと聞くたび、仕事理由にサボる私です。
山にまつわる怖い話12