一人称だが聞いた話だ、書きにくいから書き慣れてなくてスマン
Aの田舎にそいつとB、Cで遊びに行った時の話。
Aの親父とかと酒を呑んでて、AとCが寝ちゃったから、Bと夜風にあたりに田んぼのあたりをぶらぶら散歩にでた、
散歩している間月がキレイで蛙の鳴き声がずっとしてたんだけど、いざ戻るか、って時にそれまでうるさいぐらいに鳴いていた。
蛙が一斉に鳴き止んだんだと、その直後に、遠くの方で蛙が水に飛び込む音が聞こえた、その後もまた飛びこむ音が何回もして、なんとなく音が近づいてくる、で、いよいよ近づいて来たって時にそれを見た。
姿は見えないんだけど、音の主が田んぼの中をビシャビシャ水音を立ててこっちに走ってくるんだって、よくわからないから二人とも固まってたんだけど、そいつは田んぼをつっきってあぜ道の上をスタスタ走ってこっちに向かってくる。
さすがにコエーからどちらとはいわず逃げるか?って空気になったとき、あぜ道をこっちに走ってきて、もうそこまで来てる奴が、バシッてデカイ音をたてて消えたんだって。
家に帰って呑み続けてたAの爺さんと親父といっしょに呑み直して、何とはなしに聞いてみると爺さん曰く、最近はだいぶ減ったけど田んぼの神様なんだって。
帰り際にそこを通った時に見たらあぜ道の草が何箇所か結んであったんだと、コケたのか?
(足ひっかけて転ばすイタズラのトラップあるでしょ)
…爺婆が転んだらどーすんだよと思ったらしい。
かれこれ20年ぐらい前の話とか、それにしても…
ベタなイタズラにひっかかる神様萌え(・∀・)
山にまつわる怖い話14