前いた会社に20代前半で夫を病気で亡くして、女手ひとつでまだ小さい娘さんを育ててる女の子がいた。
飲み会でその子と話をしていて、ふと娘さんの話になった。
娘さんは時々何もないところを指さしたりするらしい。
私が「あーもしかしたら旦那さんがいたりするのかもねー」と言ったら彼女は「うん、そうなのよ」と。
たまに、深夜に窓にがつんと何かぶつかるような音がしてベランダに出てみると石が落ちてて、外には誰もいない。
そういうことが何度もあって、彼女は旦那が来てるんだと思っているらしい。
その時は死んでも奥さんと子供のこと見守ってるなんて(・∀・)イイ!!話だーと思ってた。
それで、いろんな人にその話をしていたが、ある日友達に言われた。
なんで父親で旦那なのに妻や幼い子供のいる家の窓に石投げんのよと。
普通はしないだろ?危ないだろ?と言われた。
それまで(・∀・)イイ!!話と思ってたのが急にうっすら怖くなってきた。
ほんのりと怖い話13
コメント
石を投げた存在と娘が指差してる相手が同じ奴とは限らないから…。
なんだったら石投げ犯だけ生きた人間の可能性もあるし、それはそれで怖い。