しるし

知人から聞いた話

知人の祖父母には昔、産まれて、すぐ亡くなった長男がいた。(何ヶ月かで)
長男の死がつらすぎて、祖父母は、ごめんごめんと泣き、フトモモに黒いマジックで、大きな円を書いた。
『今度、また産まれてきてくれたら、すぐにこの子と分かるように』と。

そして、知人の母が産まれた。大人になり、結婚し知人と知人の弟が産まれた。
弟は、フトモモに黒いアザをもって産まれてきた。
祖父母は、孫として産まれ変わってきてくれた!と喜び、ものすごく可愛がったらしい。

不可解な体験、謎な話~enigma~ 44

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