実家の裏にある無名な山ですが、奥深くに古ぼけた井戸があります。
子供の頃に井戸の中を覗いたことがあり、その時に不思議な現象が起こったという記憶があります。
真昼間に井戸に首を入れ、奥深くを覗いたのですが特に何も無く、それから、井戸から首を出し、周りを見廻すと、真夜中に変わっていたのです。
今、思い出すと、そのような記憶しか残っていませんが、その後、最近になって、その井戸のことについて調べてみたのですが、その井戸は古くから、「丑光井戸」として祭られており、夜になっても井戸の中は昼間の様に明るくなるという言い伝えがあり、それに関係があるのかもと思った次第です。
山にまつわる怖い話1