知り合いの話。
営業の仕事をしている彼は、その時疲れが溜まっていたらしい。
仕事の合間に、山中の道路で車を止めて休んでいた。
うとうとしていると奇妙な夢を見た。
山から巨大な蛇が下りてきて、自分の身体の中に入り込んだそうだ。
それから車を運転し始め、知らない別の山中の道路に分け入っていく。
その山の中腹で車を止めると、蛇は身中から這い出て山を登っていった。
そこで目が覚めた。
変な夢だったなと思い、あたりを見渡してみた。
車が止まっていたのは休んだ場所とは違う山の中だったという。
山にまつわる怖い話3