入金通知

戦前に亡くなった私の祖父は小説家で、祖母と母は終戦後~母が結婚するまで20年余、その印税で生活していますた。

今はもう亡くなった祖母がよく聞かせてくれた話なのですが、印税入金の知らせが入る前日の夢に、必ず祖父が登場するというのです。
もう、おもしろいほど確実・正確に毎回登場するので、しまいには夢に祖父が出てきた時点で「しめしめ、印税がはいるぞ!」と思うようになったとか。

そんな祖母が病院で亡くなるちょっと前、寝返りが打てないので床ずれ防止に医療用?エアマットを購入することになりました。値段は約10万円とのこと。

病院からその旨の電話を受け、承諾して電話を切った次の瞬間、待っていたかのように再び電話が鳴りました。
その電話はテレビ番組の制作会社からで、「祖父の作品を扱った番組を作りたいが承諾してくれるか?著作権は没後50年を過ぎているので支払えないが、謝礼はする」という内容だった。

数週間後病院から送られてきた請求書と、制作会社から送られてきた振り込み通知を見てびっくり、100円単位までぴったり同じ額だったんです。

ほんのりと怖い話6

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