落ちてこない木の葉

俺の浪人生の頃の実体験。

山で家族四人旅行していたら、小学校にあるみたいな蛇口のある場所を発見した。
実は俺はその蛇口を、前に夢で見ていてとても不思議な気持ちになった。

で、山を降りようって時に、何故か家族と離れて小さなけもの道に入りたくなった。
家族に先に車に戻るように言って、俺はそのけもの道に入った。
そんで少し開けた場所に、でてあたりを見回したら何もない空間の結構高い位置に木の葉が縫いとめられてるかのように止まってる。

見てるとわずかに横に動いたり縦に動いたりしているが、一向に落ちてこない。
蜘蛛の巣にでも引っ掛かってるのかと思ったが、蜘蛛が巣を張るには周りに何もないし、蜘蛛の巣に引っ掛かってるような動きじゃない。

ゆらゆらふわふわしてる、あたりは無風なのに。

俺は無性にその木の葉が欲しくなったので、手を伸ばしてぴょんぴょん飛び跳ねた。
するとしばらくしてふわふわと下に落ちてきたのでそれをキャッチした。

俺は家に持ち帰って飾ろうとしたのだが、車の中で眠った後木の葉は無かった。
その後必死こいて探しても木の葉は見つからなかった。

事実だけを語るとかなりカオスだが、紛れもない実体験 山にはきっと透明な天狗みたいなのがいるんだ。

山にまつわる怖い話46

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする