小人の話

小人の話が出ていたので…ちょっと違いますがお話しします。
小さな頃、家中の壁とタンスの僅かな隙間を懐中電灯で照して見るのが大好きでした。
たまに小人が数人見えてたので。

よく小さなおじさんの話を聞きますが私が見ていたのは老若男女さまざまで、明治頃の服装をしていたと思います。(洋装なのに髷頭の人がいたので)
最初は懐中電灯で照らすと逃げてしまってたんですが、その内馴れたのか私が覗くと鬱陶しそうな顔をしていました。
しかし小学生になる少し前に改造築をする事になると、その数日前からパッタリと見なくなりました。

小人を見なくなって約半年、小学生になった夏休みに祖母の家で昼間一人でゴロゴロしていると、バッタに乗った小さなお侍さんが私の目の前を通りすぎて行きました。
それから祖母の家に行くとお侍さんを何回も見ていましたが、小学5年の時に祖母が亡くなり遺品整理で家中片付け終った後はやはり見なくなってしまいました。
それっきり小人自体見ていません。小人系の話を聞く度にまた見たいな、と思い出します。

親や友達に話すと笑われますが今でもいい思い出です。

不可解な体験、謎な話~enigma~ 72

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コメント

  1. 匿名 より:

    覗かれてうっとうしいというか、懐中電灯が眩しかったんでは…