黄色い雲

知り合いの話。 山中で高速道路の工事をしていた時のこと。 昼時、車にこもって弁当を食べていると、目の前を不思議な物が...

光る紅玉

先輩の話。 秋も終わる頃、一人で山を縦走していた時のこと。 夕食を終えた先輩は、鼻歌を歌いながら焚き火に木をくべて...

鬼の腰掛け

知り合いの話。 彼の田舎の峠道には、鬼の腰掛けと呼ばれている石があるのだという。 昔、そこらの山には鬼がいて、峠を...