雷鳥一号一覧

再誕の儀

知り合いの話。 彼が氏子をしている神社では、毎年大晦日から元旦にかけて「再誕の儀」と呼ばれる行事が執りおこなわれる。氏...

怪しい音

友人の話。 一人でふらり紅葉を見に行った帰り道。 既に日は沈み始めており、山深い峠道は闇が濃さを増していた。 ...

特別な場所

知り合いの話。 人里からずっと離れた山の中でただ一ヶ所、携帯電話の電波が受信できる森があるという。 そこを通る登山...

盛り塩

先輩の話。 春先に一人で山中を縦走していた時のこと。 夜分そろそろ休もうとしている頃、テントの周りで気配が湧いた。 ...

アトイさん

友人の話。 アトイさんと呼ばれるものが出る山道が、彼の高校の通学路にあったという。 日が暮れてからそこを通ると、ヒ...

ミサキ

知り合いの話。 彼の実家は深い山奥にあるのだが、そこでは墓の管理に気を使っていたという。 一つの区画に入れる仏さん...

笑い声

友人の話。 緑深い山道を歩いている時のこと。 頭上の梢がザザッとざわついたかと思うと、いきなり頭に何か落ちてきた。...

マネキン

知り合いの話。 高校時代に、部の仲間と共にキャンプをした時のこと。 夕食が終わって後片付けをしていると、何かが天よ...

首吊り入道

知り合いの話。 山深い峠道を歩いていると、前方の道脇に何かぶら下がっている物が見えた。 何を吊るしているんだろうと...

水牛の恨み

同級生の話。 大学のサークル仲間でキャンプをしていた時のこと。 寝る前に水場へ三人ほど水を汲みに行ったという。 ...

チブスマ

友人の話。 夕暮れ時、闇が濃くなる山道を歩いていると、行く手を塞ぐ物が見えた。 壁だ。大きさは立横が二メートルほど...

おーい

友人の話。 山中の池でバス釣りをしている時のこと。 脇の林の中から「おーい」と呼ぶ声が聞こえてきた。 段々と大...

ほだ木の数

知り合いの話。 彼は山に椎茸を栽培するための小屋を持っている。 小屋の手入れをしに行っていた時のこと。 ほだ木...