「雷鳥一号」一覧

同僚の話。 家族を連れて、山奥の峡谷へ観光に行った時のこと。 渓流を散策していると、途中で一人釣りをしている人がい...

友人の話。 夏山に入り一人テントで眠っていると、激しい音と振動で目が覚めた。 「ダカッ！　ダカッ！」という地響きが...

知り合いの話。 彼は現在、山中のレンタル菜園場と契約している。 土地だけを年単位で借り、そこで好きな作物や草花を育...

知り合いの話。 地元の山を満月の夜出歩くと、場違いな物に出会すことがあるという。 暗い山道が開けた場に、時折それは...

同僚の話。 彼は道路保全の仕事をしているのだが、受け持ち区間の中におかしな峠道があるそうだ。 山の中腹を走るその峠道...

友人の話。 配達の仕事が終り、夜の山中を配送車で走っていた時のことだ。 いつもは真っ暗な斜面に、灯りが揺れているのが...

同僚の話。 仲間内で花見をした帰り道、忘れ物に気が付いて引き返した。 翠草の上に落とした携帯電話を無事見つけ、さぁ...

先輩の話。 仲間とキャンプした時のこと。 先輩一人だけが後入りすることになり、皆と合流するため、夜の山道を足早に歩い...

私の体験した話。 学生時代、地元のキャンプに参加していた時のこと。 そこは藪蚊が多く、キャンパーは皆例外なくあちらこ...

幼馴染みの話。 彼の実家の山間には、ヨトウムシと呼ばれる虫がいるのだという。 いや、虫かどうかは誰にもわからないの...

友人の話。 友人の地元の山には「横になってはいけない」という谷地があった。 休むくらいなら良いが、一旦寝てしまうと...

知り合いの話。 まだ侍が居た時代、彼の地元の峠には魔物が出たのだと伝えられる。 日が落ちてそこを渡ると、闇の中から...

知り合いの話。 気心の知れたキャンプ仲間で、山小屋に泊まった夜のこと。 彼女を除いたメンバー皆が、そこの常連だった...

友人の話。 釣り仲間と二人で、鮎釣りに出かけた。泊まり込みだ。 夜になり、釣った鮎を塩焼きにして楽しんでいると。 ...

知り合いの話。 彼の地元の山森には、変わった言い伝えがある。 横倒しになった木の下を、潜って通ってはいけないという...