「雷鳥一号」一覧

アメリカで山岳ガイドに聞いた話。 ある山脈の奥深くに、不思議な穴があるのだそうだ。 それほど大きくはないのだが、深...

アメリカで山岳ガイドに聞いた話。 その日、彼は尾根を歩いていて足を滑らせてしまった。 滑り落ちた先は、砂地にできた...

知り合いの話。 戦前、彼の持ち山には焼き場が設けられていた。 浅い穴の上に櫓を組み、死人をそこで焼いていたのだそう...

同僚の話。 彼の知り合いに、左官の仕事をしている人がいる。 腕は確かで、泥工と呼ばれる類の仕事は何でもこなす。 ...

知り合いの話。 山間にある彼の村には、昔小さな火葬場があったそうだ。 小さいと言っても、煉瓦で組まれた窯と鉄製の大...

知り合いの話。 彼の実家では少し前まで、山頂の小さな野原で火葬をおこなっていた。 山奥の集落ゆえ、死人が出ると村内...

友人の話。 一人で冬の山を歩いている時のこと。 人などとても住まないような山奥で、廃屋を見つけたのだという。 廃...

友人の話。 仕事中に近道をしようと、細い山道に車で乗り入れたという。 曲がりくねった道を走っていると、急な曲がり角に...

知り合いの話。 彼の地元の山には、古い由緒ある神社がある。 現在は舗装された道路が通じているのだが、昔から使われて...

友人の話。 彼の実家の山村に、まだ小さな火葬場があった頃のことだ。 死人が出るとそこで一晩荼毘に付すのだが、その不...

知り合いの話。 彼女と二人で里山を歩いていたという。 少し広くなった峠道に、昔風のお茶屋があった。 彼女の希望で...

先輩の話。 インターハイの合宿キャンプをしていた時のこと。 夕御飯の片付けをしていると、どこからともなく子供の声が聞...

知り合いの話。 山奥の古い廃寺でテントを張った時のこと。 その廃寺には見事な大きさの銀杏の木が二本生えていた。 ...

先輩の話。 ボランティアで、地元のボーイスカウトキャンプの引率をした時のこと。 キャンプファイヤーの準備をしていた時...

知り合いの話。 配達業をしていた彼が、よく通っていた山道があった。 その山道は途中で川と面しており、葦の生い茂った...